5:48 check point
・PSGの5バックの攻略方法
レンヌの5バックに対してPSGが攻撃の布陣3−2−5で対応する。3バックのギャップとサイドラインに5人がポジションを取り、各選手がランダムにハーフスペースと裏に走りラインブレイクを狙う。
30:55 check point
・レンヌのカウンター
レンヌは守備の布陣を5−4−1のローブロックを張る。最終ラインは低く設定しているがプレスゾーンは1トップ+αの前線に設定。ローブロックが崩れないようにリスク管理を行いながらカウンターを狙う。
79:27 check point
・追加点を狙わないレンヌのリスク管理
1−0とリードしたレンヌのカウンターチャンス。しかし無理に追加点を狙わずにボールを保持。残り時間に関係なくリスクを冒さない手段を選択する。
83:00 turning point
・PSGがDFのペレイラに代えてMFのサンチェスを投入
リスクを冒さないレンヌに対して中盤の人数を増やしてシステムを変更してPSGがリスクを冒して勝負を仕掛ける。
review point
レンヌの5バックで形成するローブロックに対してPSGは前線の5人がスペースを使ってラインブレイクを狙う展開に終始した結果、お互いのミスを待つミラーゲームとなる。
中盤でボールを動かせないPSGに攻撃の流れが生まれない展開で守備にミスが生まれ失点。最後までリスクを冒さなかったレンヌの割り切った戦術に対応が遅れたPSG。試合はそのまま1−0で終了。
レンヌが対応出来なかったのはセルヒオ・ラモスの攻撃参加のみ。しかしPSGはセルヒオ・ラモスが攻撃参加するリスクを冒さなかった。最終的にはもう1人のCBであるペレイラに代えてサンチェスを投入するが、これが逆にセルヒオ・ラモスに守備の負担がかかってしまった。
選手のパーソナルを尊重したリスク管理の方法に監督の差が出た試合となった。
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